INTERVIEW 02

入社したきっかけや、入社当時のお話、最近の目標など、
色々話して頂きました。
あなたの不安や疑問が解消されるかも…?

INTERVIEW 02

育成部門
田嶋 音南
2023年入社

田嶋 音南(メインビジュアル)

育成部門
田嶋 音南
2023年入社

田嶋 音南(インタビュー写真)

競馬業界に
興味を持ったきっかけは?

田嶋 音南(インタビュー写真)

父が栗東のトレセン(トレーニング・センター)で働いていて、高校2年のときに父の育てた“スマッシャー”という馬がユニコーンステークスという重賞レースで勝ったことがそもそものきっかけです。それまでは父がどんな仕事をしているのか興味がなかったですね(笑)。競馬のことも全然知らなくて、“スマッシャー”が勝ったときも妹と家でまったりしていて、競馬場にいる母から「お父さんの馬がこれから走るで」っていわれてテレビをつけたくらいです。
それから父が所属する厩舎に見学に行ったりするうちにだんだん競馬に興味がわいてきて、高校3年から近所の乗馬クラブに通い始めました。そこでは馬に乗るだけではなく、馬房の掃除から鞍付け、馬場の整備まで経験して、そうこうしているうちに競馬業界で働こうと思うようになったんです。もともとは高校を卒業したら、スポーツ系かイヌやネコなどの動物系の専門学校に行こうと考えていました。

就職先として
チャンピオンズヒルズを
選んだ理由は?

チャンピオンヒルズを選んだ決め手は、父の所属厩舎の馬をたくさん預かっていたことです。そもそものきっかけが“スマッシャー”だったので、“スマッシャー”みたいな馬の世話をしたいという気持ちが強くあったんです。もちろん調教施設が充実していて、開場してまもないので牧場全体がきれいということも大きなポイントでした。あと、実家から近いことも(笑)。実際に就職が決まって「よかったな」って、父もうれしそうにしていました。

現在の仕事内容は?

バレットとしてゼッケンや馬装具を用意したり、馬に鞍を付けたりと、主に厩舎長の騎乗のお手伝いをしています。ひとくちに鞍を付けるといっても、乗る人の感覚や馬によって付ける位置を微妙に変えなければならないので、結構神経をつかいますね。最初は全然できなかったんですが、厩舎長が馬に乗っている姿勢を見ているうちに「もっと前のほうがいいな」とか「ハミの高さがこれくらいだから鞍の位置はこれくらい」といったように、入社から5カ月たってだんだんコツがつかめてきた気がします。
あと、馬の食事である飼葉づくりも担当しています。私の所属する厩舎にはだいたい80-90頭の馬がいて、みんなの飼葉を朝昼晩とつくり、それぞれの馬房に分けてあげなければならないので結構たいへんな仕事です。えん麦や大豆かすなどを混ぜてつくるのですが、馬によってレシピや量が変わる場合もあるのでいろいろ気を遣いますね。でも、みんなおいしそうに食べてくれているのを見ると癒されます(笑)。
仕事のある日はだいたい夜中に起きて、夜の8時すぎに寝るというスケジュールなので、大学や専門学校に進んだ友だちとは正直、あまり会えていないです。友だちのSNSを見ると「楽しそうだな」と思うこともありますが、そこはもう割り切るようにしています。自分で選んで入った世界だし、目標に向かって努力する仕事仲間にも出会えたので、今は頑張ろうと思っています。

田嶋 音南(仕事風景)
田嶋 音南(仕事風景)
田嶋 音南(インタビュー写真)

やりがいを感じるのは
どんなとき?

田嶋 音南(インタビュー写真)

鞍付けしたことのある馬が勝ったり、かわいいと思った仔が勝ったりしたときはやっぱりうれしいです。私の中でかわいい仔はおとなしい仔で、仕事中についギュッとしてしまうことがあります(笑)。普段はかわいいのに鞍付けしようとするとイヤイヤしたりする仔がいて、そんな仔にいうことを聞かせる技術を身につけるのも今後の課題ですね。

今後の目標は?

入社してまだ5カ月なのでやるべきことはたくさんあるのですが、まずは馬にもっと慣れること、それができたら一歩成長できたかなと思います。その次は競走馬の騎乗ができるようになること。高校生のときに乗馬を習っていたといっても、そのときはただ単に乗っていただけで、それがどういう馬で、乗る際にどんなことに気を遣わなければならないのかあまり分かっていませんでした。馬って本当にちょっとしたことでケガをしたり、ちゃんとほめてあげないと機嫌を悪くするんです。なので今は馬についての勉強をしながら、先輩から乗馬のレッスンを受けているところです。
究極の目標はJRAの調教師になることです。まだ女性の調教師はいないそうなので、これからもっと経験を積み、ぜひ女性調教師第1号になりたいですね。

最後に入社希望の方に
メッセージを!

どこの牧場の厩舎でも、やっぱりこの仕事は普通の会社とは全然違うと思います。さっきもいったように朝はすごく早いし、夜飼といって夜に食事をさせることもあります。馬の生活にあわせた生活にどこまでついていけるかが大事になって来るので、体力はもちろん、早寝早起きの習慣を今からつけておくことをオススメします。
あと、可能であれば入社前に乗馬や馬術をしっかりやっておいたほうがいいと思います。競走馬の調教には乗馬や馬術の技術が必要だし、わたし自身もっと早くから、もっと真剣に乗馬をしておいたらよかったと今、身にしみて感じているところです。

馬の生活にあわせた生活にどこまでついていけるかが大事になって来る

● 休日は実家に帰ることが多いですね。
● 犬といっしょにごろごろしたり、映画を見たり、ゆったり過ごしています。

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