INTERVIEW 03

入社したきっかけや、入社当時のお話、最近の目標など、
色々話して頂きました。
あなたの不安や疑問が解消されるかも…?

INTERVIEW 03

繁殖部門
高橋 駿来
2021年入社

高橋 駿来(メインビジュアル)

繁殖部門
高橋 駿来
2021年入社

高橋 駿来(インタビュー写真)

競馬業界に
興味を持ったきっかけは?

高橋 駿来(インタビュー写真)

僕は山口県の出身ですが、実家の近くに競馬場があり、子どものころ両親によく連れて行ってもらいました。競馬場ではパドックで馬を間近に見たりしていましたね。でも馬は好きだけど、特別興味があるというわけではなかったんです。
それから何年かたち、高校のときに趣味で何かやりたいなと思って乗馬を始め、そのおもしろさにハマりました。それで将来は馬に関係のある仕事に就きたいと考え、北海道にあるJBBA(日本軽種馬協会)への入学を決めました。
そのときは両親も応援してくれましたが、高校の先生は驚いていました。
山口県から北海道へ、それも競走馬に関する学校に行く生徒は僕だけだったので(笑)。

就職先として
チャンピオンズファームを
選んだ理由は?

JBBA開催の説明会でファーム(チャンピオンズファーム)のスタッフから、ファームでは繁殖と育成の両方の仕事が経験でき、異動の希望も通りやすいという話を聞いて「ここ、いいな」と思ったんです。しかもちょうどヒルズ(チャンピオンヒルズ)が開場する直前で、総合牧場としてのスケールの大きさや施設の充実ぶりに惹かれ、「よし、ここで馬に乗ろう!」と思って入社を決めました。

これまでに異動の経験は?

入社から2年間はヒルズで育成にたずさわっていました。そこでもたくさんの事を学ばせて頂いたのですが、やっぱり繁殖の仕事をやりたいという気持ちがあったので、2カ月ほど生産牧場へ研修に行かせてもらいました。その時初めて馬のお産を経験したのですが、新しい命が誕生する現場で仕事がしたいという気持ちがさらに強まり、繁殖への異動を決心しました。
これは余談ですが、育成スタッフは手首の使い方が柔らかいみたいで、馬を曳くときに馬がカッコよく見えるそうなんです。
僕も馬を曳いていると、ほかのスタッフから「カッコいいね」と声をかけられることがあり、そんなときは育成の経験が生きているなと思いますね(笑)。

現在の仕事内容は?

主に馬の収・放牧や体調管理、馬房の清掃を行なっています。
体調管理では体温やケガの有無を調べ、仔馬だったら母乳を飲んでいるかどうか毎日チェックしています。もし飲んでいなかったら母馬の乳が張り、場合によっては大ごとになるので母乳のチェックはとても重要なんです。
あと、季節によっては雪かきを行います。放牧地は機械を使いますが、馬の通路など機械が入らないところは人力でやっています。

高橋 駿来(仕事風景)
高橋 駿来(仕事風景)
高橋 駿来(インタビュー写真)

やりがいを感じるのは
どんなとき?

高橋 駿来(インタビュー写真)

お産などで自分がかかわった馬が一生懸命走っている姿を見たとき、「この仕事をしていてよかった」とつくづく思いますね。そのときはいつも、無事にゴールしてほしいと願いながらレースの行方を見守っています。
もちろん競走馬なので勝ってほしいのは山々ですが、それよりもアクシデントなく厩舎に戻ってきてほしい。たとえ着順がよくなくても、無事にレースを走り終えた姿を見たときは心から「よかった!」と思いますね。

仕事で大事に
していることは?

感情的にならないことです。
どんなに忙しくてもイライラしないよう心がけていて、万一イラっとしても、ほかの人や馬に当たることがないよう努力しています。人や馬に当たっても、お互いにいいことはひとつもありませんからね。

今後の目標は?

扱いやすい馬づくりをすることです。手入れをするときや曳くとき、からだを洗うときなどに人のいうことを素直に聞いてくれるよう、仔馬のころから慣れさせることに力を入れています。
これはファーム全体で目指していることでもあるんです。扱いやすい馬づくりをすると、人はもちろん馬がケガをするリスクが小さくなるし、その結果、馬がレースを走るときに少しでもプラスになると考えています。

最後に入社希望の方に
メッセージを!

朝が早く体力的にハードな部分もありますが、自分がかかわった馬が走っている姿を見ると苦労も吹き飛びます。あと、職場の雰囲気は実際に来てみないと分からないので、ぜひ一度体験してください。スタッフのなかには年配の人もいますが、みんなフレンドリーなので話がしやすいし、分からないことを聞いたらちゃんと答えてくれる人ばかりです。だから安心して仕事ができますよ。

みんなフレンドリーなので 安心して仕事ができますよ

● 犬とゆっくり過ごすことが多いですね。
● 最近は先輩や同期と門別競馬場に行くことも増えました。